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Tokyo Salaryman

サラリーマンは現代の奴隷なのか

居住年数が短いと保育園に入れない東京都

考察 育児

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認可保育園全落ちしてみて改めて「本当に保育園って入れないんだなぁ。東京って終わってるなぁ」と思いました。
Twitterを眺めてみると、保育園に入れるかどうかの優先順位に居住年数が関係している区がたくさんあるみたいなんですよね。

ということで、その辺りの基準とかを調べて見ました。

 

調査対象:東京の下町エリア&豊島区 

本当は全部の区を調べたいですが、東京で働く奴隷サラリーマンの私には、そこまでの時間がないので、自分が住んでいる下町エリア+豊島区としました。

 

豊島区が調査対象なのは、区長が「イクボス宣言」を出しているからです。

「イクボス宣言なんか出して、自分の組織の子育て支援に気合いを入れていると宣言している区長がいる区なら、きっと子育てしやすいに違いない!」という嫌味たっぷりな理由でチョイスしました。

区名 :代表的な駅  ※特記事項

台東区:上野
文京区:茗荷谷      ※区長が育児休暇を取る
江東区:豊洲、門前仲町
墨田区:錦糸町     ※区長がイクボス宣言
豊島区:池袋      ※区長がイクボス宣言

 

!注意!

ここに記載された内容は私が限られた時間でざっと調べたものなので、正しい情報は区のページを見て、自分の目で確認をしてください。

ただどの区も基準が複雑で、読み取るのが非常に困難なので、区役所に聞きに行くのが一番確実です。

また情報は2017/02/17のものです。間違ってたらご指摘ください。

余談ですが、区のホームページがわかりにくすぎて最新の選考基準を、見つけるのが難しすぎます(とくに墨田区!)

そのため、ここに記載された内容の真偽に責任は持てません。が、こういった考え方で保育園探しや東京都を捉えることも重要なんだなくらいに思ってもらえれば良いのかなと思います。

 

待機児童率から考える

純粋な待機児童の数では、圧倒的に世田谷区がトップなのは有名ですが、大事なのは待機児童の割合だと思いますので、ここでは割合で見ていきます。

台東区:9.3%(待機児童数:240名)
江東区:2.7%(待機児童数:277名)
豊島区:2.3%(待機児童数:105名)
墨田区:2.6%(待機児童数:134名)
文京区:2.7%(待機児童数:93名)

#数字の見方にはいくつか注意点があります。これは年齢別になっておらず、0〜5歳までを合わせた指標になっています。そのため0歳だと入りづらい区はどこか、といった視点が抜けています。 

#ちなみに下記のサイトを参考にしています。

東京都 - 認可保育所待機児童率ランキング(2016年4月)
http://www.gaccom.jp/region_ranking/nursery_wait/p13

 

この指標から見ると台東区以外は目立って待機児童数の割合が高いとは言えないように見えます。

 

募集基準から考える

 認可保育園に入れるかどうかは「基準点」という主にワークスタイルで決まる基礎的な点数に、家庭の事情湯を考慮した「調整指数」というものが加算or減算され、点数が同点になった場合「優先順位」という指標を使って、区民を点数順に並べます。

この点数順に希望の認可保育園が割り当てられる形となるわけですが、これらの指標は区によってだいぶ違いがあります。

今回の調査では前提として、
・両親は健康でフルタイムで働くサラリーマン
・障害や祖父母の介護などの特別な事情がない
・祖父母は近隣に住んでいない
・1人目の子供
という前提を置いた上での比較をします。

◆豊島区(区長が育休)

保育所入所基準指数表|豊島区公式ホームページ

→豊島区の公式ページです。豊島区はリンクフリーだそうです。保育園に入れるかどうかの基準が書かれたページへも比較的簡単に辿り着けます。

 

<注目すべき点>

調整指数22番:3ヶ月以上認可保育園に預けており、復職している。

優先順位5番: 3ヶ月以上認可保育園に預けており、復職している。
優先順位10番:入園を申請して、待機期間が6か月以上ある
優先順位17 番:豊島区民として、住民税を3年以上課税されている世帯
優先順位18番 :保育料算定区民税所得割額の少ない順

上記から豊島区は居住年数は3年を超えていれば、それ以上の差別化はされないようです。が、逆に言ってしまうと「3年以上住まないと保育園には入るのが難しい」という見方もできます。そのため、子供を産む直前に豊島区に引っ越すのには一考した方が良いと言えると思います。

◆墨田区(区長がイクボス)

墨田区のリンクは貼ってありません。墨田区はトップページ以外のリンクを許可しておらず、またトップページへのリンクを貼った場合はリンク元を区に連絡する必要があるそうなので。

また最新の保育園基準のページにたどり着くのも難しく、最新の情報を見れているのか、自身がありません。

 

<注目すべき点>

調整指数19 :認可外に月48時間以上預けている

調整指数22:現在産休または育休中で、復職予定
(ただし。19のと重ねて加算はできない)

優先順位15 :墨田区に引き続き居住している期間が長い世帯

 

最新の情報が非常に探しにくいのです。復職していて認可外に預けていても、育休中に認可外に預けていても同じ調整指数が加算されます。

おそらく同点になる人が非常に多く、居住年数要件がかなり強い要素になります。つまり、子育てしようと思ったら墨田区には引っ越すべきではない。と言えると思います。

 

◆文京区(区長がイクボス)

文京区のリンクは貼ってありません。文京区はトップページ以外のリンクを許可しておらず、リンクを貼った場合はリンク元を連絡する必要があるそうです。ただ保育園の点数のページに辿り着くのは簡単で、「文京区 保育園 点数」とググればすぐに最新の情報が見つけられます。

 

<注目すべき点>

・調整指数:認可外に6ヶ月以上預けている
・優先順位18:世帯所得税額の低い順。
・優先順位19: 区民としての期間

文京区は居住年数を逆転できる要素が少ないです。つまり、子育てしようと思ったら文京区には引っ越すべきではない。と言えると思います。

ただし、世帯所得得税額の方が区民としての期間よりも優先順位が高いっぽいので、そこは考慮してもよいかもしれませんね。

  

◆江東区

www.city.koto.lg.jp

江東区の公式ページです。江東区はトップページへのリンクのみ許可されているため、トップページへのリンクを載せます。保育園の基準点のページに辿り着くのは非常に困難です。

 <注目すべき点>

・調整指数:認可外保育所に預けていること
・優先順位7:認可外保育所に預けている期間の長さ
・優先順位14 :江東区に居住している期間が長い世帯(保護者のいずれか長い方)

結論としては文京区は居住年数を逆転できる要素が少ないです。つまり、子育てしようと思ったら江東区には引っ越すべきではない。と言えると思います。

 

◆台東区

入所基準 台東区ホームページ

→台東区の公式ページです。台東区は利用者の利便性に資するリンクであればOKとのことです。懐が深い区ですね。リンクを許可しているため、保育所入所基準のページにも比較的簡単にたどり着くことができます。

 <注目すべき点>

・調整指数:認可外に預けていること
・優先順位:保護者どちらかが夜間就労(19:00-6:00の間の勤務)
・優先順位:初めての入所希望月から6ヶ月以上待機している(転園申請は除く)

台東区は居住年数による指標がないようなので、この観点では、子育てしようと思った際に、台東区に引っ越しても問題がないと言えます。

 

まとめ

待機児童割合と募集基準から考えると、東京の下町+豊島区に引っ越すのはやめた方がよいという結論になってしまいました・・・。
悲しい。イクボス宣言とか茶番すぎて笑っちゃいますね。

これはの他の23区も調べてみないとですね。千代田区とか待機児童ゼロって噂ですが本当なんでしょうか。

 

調べていくうちに「私たちは住みたい街に気軽に住む権利もないのだなぁ」とどんどん悲しくなってしまいました。おわり。

 

 

※繰り返しますが、情報の正確性については担保できておりませんので、実際は区のページや区役所でご確認ください。