東京で共働き

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優しい人こそ優先席に座るべき!

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妻が妊娠してから電車での通勤って本当に大変だなと思うようになりました。

単純に身体が重いってだけではなくって、ホルモンバランスのくずれで気持ち悪くなったり貧血を起こしたり。

今日はそれがきっかけで考えることになった電車の優先席のお話。

平日朝夜は会社員だらけ

電車は時間帯や路線によってだいぶ客層が変わりますよね。
平日の朝と夜は基本的に会社員(場所によっては学生)で溢れかえっています。
僕は都内に住んでる会社員で千葉と東京を繋ぐ路線を使っています。
会社も都内で通り道に学校がないので、電車で見るのは会社員ばかりです。

妻も同じ路線で会社に行っていて、たまに同じ電車で会社に行く(普段は僕の会社がフレックスなので、僕の方が家を出るのが遅い)のですが、妻の乗る時間帯は満員電車です。

譲られない優先席

先日、妊娠中の妻と一緒に出勤したのですが、電車に乗った途端に妻が貧血でぐったりしてしまいました。

ところが優先席に座っている人は寝ている(フリも多数)で、まったく席を譲ってくれそうな気配がありませんでした。
完全にテンパってしまった僕は(男性はこういうときにオロオロする)優先席に座って目をつぶっているおじさんの膝をついて起こしてしまいました。
→多分あのおじさんはガチ寝してた。すんません。

起きたおじさんは席を譲ってくれました。おじさんに謝罪とお礼を言って妻には座ってもらいました。

後で妻に聞いたところ、妊娠して以来マタニティマークを付けて優先席付近に立ってるらしいのですが、席を譲ってもらえることはないそうです。

それ以来、朝の通勤時間の優先席の周りを見ると若めの女性が立っているのが目につくようになりました。
中には妊娠後期なのかお腹が結構大きくなってる女性が立ってる風景も見ますね。
そして優先席に座っている人は頑なに目を閉じています。

優先席に座ってるのはイケてないおっさん

ある日、帰りにたまたま当駅始発電車に乗り込んだのですが、始発駅ということもあり、席はちょうど埋まるくらいで立っている人が何人かいるくらいでした。
その時。優先席に座っているメンバーを見て驚きました。

見事にイケてないおっさんばかり。。。

それ以来、通常の座席に座っているメンバーと、優先席に座っているメンバーを見比べたりしているんですが、かなりの確率で優先席組の枯れっぷりが際立っています。
これはなんでなんだろう??考えました。

マトモな人は優先席に座るくらいなら立ってしまう

僕は普段電車に乗った時に優先席だけが空いている場合は、優先席に座りません。
なんか座ってから、おばあちゃんとかが来た時に席譲るの恥ずかしいなって思うんですよね。それだったら最初から座らなくていいやって。
多分同じ心理の人多いんじゃないでしょうか?
どうしても足が疲れているときに、優先席だけが空いてたら座りますけど、駅に着いたタイミングで、ご老人とかが乗り込んできたら席譲ろうと構えますけどね。

まっとうな人は上記のような考えになるはずです。

ところがどうも席を譲る気がないような心の狭い人、余裕のない人は優先席に遠慮なく座り、そのまま深く目をつむってしまうようなのです。

このように考えて行くと、優先席に座る候補者は下記に分かれます。

①空いていたので優先席に座ったが、いつでも譲る構えの人
もしくは
②優先席だろうが譲る気はなく、目をつむって座る人
ただし、①の層にならずに、
③そもそも優先席に座るくらいなら立つ人
が一定数います。

実は③のような人が多ければ多い程、②のような人に優先席が回ってくる確率があがるのです。
その結果、優先席は「②優先席だろうが譲る気はなく、目をつむって座る人」ばかりになってしまいます。

これが優先席に座っているのはイケてないおっさんばかりになってしまう理由です。
ではこのまま優先席はイケてないおっさんの巣窟になってしまっていいのでしょうか。

優しい人こそ優先席に座れ!

こうして論理立てて考えてみたら解決策は簡単でした。
「優しい人が優先席に座れば良い。そして譲るべき人が来たらすぐ譲れば良い」
今まで僕は、優先席が空いてても「そこには座るべき人がいるはずだから立てばいいや
〜」と考えていましたが、それではろくでもない人間が優先席に座るチャンスを増やしているだけで、本当に優先席を必要としている人たちにとってマイナスの行動だったということに気付きました。

この記事を読んでいる優しい人たちは、これからは積極的に優先席に座ってください。
そして駅に停車した時だけでいいので、優先席を必要としている人が乗り込んでこないかを見てください。
そして必要としている人が来た時だけ譲ってあげましょう(^-^)