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携帯料金を安くする裏技 SIMフリー端末と格安SIM

最近SoftBankを辞めて格安SIMに変えました。
スマフォ自体はiPhoneのママで変わらないのに月々の携帯料金が2000円代になってかなり満足しています。これはかなりオススメ!
ということで、今回は下記のキーワードについてわかり易く書いていきたいと思います。
「SIMフリー」「SIMロック」「格安SIM」

 

SIMって何?

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スマートフォンに刺さっている上の画像のカードのことです。

SoftBankの携帯にはSoftBankのSIMカード、docomoの携帯にはdocomoのSIMカードが刺さっています。

そしてSoftbankのSIMを挿している携帯電話は、softbankの電波を使う事ができます。

同じ規格(サイズ)のSIMを使っている携帯電話であれば、物理的には他のスマートフォンに挿す事ができます。

ではDocomoで買ったAndroid端末に、softbankのSIMをさせば、Softbankの電波をキャッチして使う事ができるのでしょうか?

答えはNOです。

その理由を「SIMロック」というキーワードを使って説明します。

SIMロック・SIMフリーとは?

「SIMロック」とは、あるa社の携帯電話端末がa社のSIMカードを挿した場合にしか動作しないようにする、という縛りのことです。このロックを解除することを「SIMロック解除」といいます。
「SIMフリー(端末)」とは、どの会社のSIMカードを挿しても動作する携帯電話端末のことです。
ただし、SIMフリー端末でも規格(SIMカードこサイズ)は合わせないと、物理的に差し込むことができないので注意してください。

多くの人はSoftBank、docomo、auのSIMロックのかかった携帯電話端末を使っているはずです。
しかし最近では格安SIMと呼ばれる、安い月額料金で電話やインターネットができるSIMカードを提供する会社(これを「MVNO」といいます)が増えてきています。

MVNO各社はdocomoなど大手キャリアから通信帯域を借りているだけなので、基本的には通信の質はかわりありません。
(借りている帯域が狭いので、利用者が増えていくと通信速度が遅くなると言われていますが)

SIMフリーの携帯電話を持つメリット

★格安SIMを使う事で、毎月のスマホ代を安くできる
・格安SIMは料金プランがシンプルでわかりやすい
・softbankなどのキャリア特有の2年縛り等がないのでSIMカードの乗り換えが簡単
・勿論MNP(ナンバーポータビリティ)で電話番号そのままで機種変可能
・(海外用のプリペイドSIMを買う事で)海外でも気軽に使用できるようになる

格安SIMに切り替えるデメリット

・電波が悪いと言われている(私はSoftBankから変えたので、遅いとか繋がりにくいとかは感じませんでした)
・仕組みがよくわからないため、大手キャリアから乗り換えるハードルが高い

実際に格安SIMにしてみました。

僕が選んだ格安SIMは「音声通話機能付き格安SIM「IIJ みおふぉん」です。

www.iijmio.jp

もともとsoftbankユーザーでしたが、iPhone5sを2年分割払いの月々割プランで購入し、月8000円〜9000円払っていました。
2年が経って機種代の分割払いが終了することになったものの、今度は月々割りという割引が終了し、結局月々の支払いは9000円程になるとのことで、そろそろうんざりしてきたため、格安SIMに変える事にしました。

[持ち物]

・ナンバーポータビリティ番号(softbankに電話してゲットします)
・SIMフリーの携帯電話
 ↑私はSIMフリーのiPhone6Sを買ってから持って行きましたが、その場でSIMフリーの携帯電話を買う事もできます。

[機種変更の流れ]

・ビッグカメラのBIC SIMカウンターに行って「みおふぉんに変えたいです。」といえば案内してくれます。
・色々と書類を書い後、処理のために30分程待機
・もともと使っていたsoftbankのSIMカードでは通信ができなくなる
・新しく貰えるiijのSIMカードをSIMフリーの携帯電話に挿すと、電話番号そのままで新しい携帯電話が使えるようになる
という流れでした・

プランは月5GBまで使えるスタンダードプラン 月額2220円(税抜き)にしました。
5GB使い切れなかった分は翌月まで繰り越しされます。翌月は繰り越した分から使用されます。
無料通話は付いていないので、これに通話料がプラスされた分が月々の支払額になります。

[感想]

・通信速度

IIJで契約するとドコモの通信帯域を使うことになります。自分的にはまったく通信速度が遅くなったという感じはしません(東京在住)
格安SIMの利用者が増えると通信帯域が圧迫されていくので、利用者を増やしたくない格安SIM利用ユーザーがデマを流しているのではないかとすら思えてきました。

・月々の支払い

ほとんど電話はしないので月々の支払いは2500円以内に収まっています。
機種代も含めたトータルの支払いはどうなのかを説明すると・・・
今回SIMフリーのiPhone6sを10万円で購入しました。
なのでこの機種を2年使うと仮定すると
・月々4200円で24回払いで機種代を払うと仮定
・通信料金は「月2500円」
→合計6700円となります。

SoftBankでiPhoneを2年置きに機種変で買っていた時代が月8000円代後半だったので、月々の支払いが2000円程安くなりました。

これはあくまで2年間iPhone6sを使った場合の計算ですので、もっと安い機種を買った場合や、2年以上使った場合はもっとお得にります。
※SoftBankなどで契約した場合は2年経っても料金が安くならず、機種を変えなくても8000〜9000円払い続ける事に成ります。

おまけ

月々の通信量が一目でわかるアプリが提供されていて、残りの通信量がわかりやすいです。

↓の画像のような感じです。

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結論 格安SIMにデメリットなし

僕は格安SIMにデメリットを感じませんでした。

スマフォは月額料金高いからガラケーを使っている!なんて人もいますが、ガラケーを持つくらいだったら、SIMフリーの格安スマフォ端末と格安SIMを買った方が良いと思います。

iPhoneはスマートフォンの中でもかなり高い部類でSIMフリーのものを手に入れるのに10万円ほどかかりますが、SIMフリー端末で安定感があって有名な「ZenFone」は5〜6万円で購入できますので、特にオススメです。

trendy.nikkeibp.co.jp